すべてが二の次
すべてが二の次ということはナンバーワンは存在しないというこだけど、最近はそれでも良い気がしてきた。
ここ数ヶ月の私のナンバーワンは双極性障害に関するあれこれだった。
でも、ナンバーワンを決めてしまうとそれだけに振り回されてしまう。
「はじめまして、双極性障害の私です」という自己紹介は何かが引っかかる。
それが私の自己紹介の筆頭なのか?と。
もちろん、私の目標はすこしでも寛解に近づくこと。
だけど小さな目標もたくさんあるし、振り回されるものなら他にもある。
資格試験とか、友達とか、お金とか。
言い換えればたくさんの悩みの中で生きる私にとって、双極性障害というのは唯一の悩みではないし、ナンバーワンとも言い切れない。
だからあまり気にせず生きていけばいいんだと思うようになってきた。
わかりやすい躁うつには気を払わないといけないし、服薬も指示通りに続ける。
医師からの行動制限も、守っていく。
だけどその全てを実行したことで、私が私として保たれないかというと、そんなことはない。
私だって早起きしたい日もあるし、たっぷりお昼寝したい日もある。
小さな衝動買いをすることだって、食欲がない日もある。
それを全て病と結びつけるのは、やめよう。
病の中で生きるのではなく、私の中に病の一部があるんだと考えてみる。
そのほうが自然な気がするし、生きやすくなると信じてる。
不安は全然あるんだろうけど、そういうのも逐一深くは考えない。
いっそ、なーんにも考えない。
でっかいプールでぷかぷか浮かんでいるような。
溺れない程度にゆっくり泳いで進むみたいな。