頑張り屋さんのわたしが双極性障害と診断されたので

躁うつ病(双極性障害I型)の主婦。しんどくないように生きる。

挑戦する対象について

 

人は失敗をおそれる。

だけど私は特に躁状態のとき、無鉄砲で向こう見ずに新しい挑戦に飛び込んでいく。

私は実際に挑戦することが好きだし、生来そんな性格だと母から聞いているから、病に関係なくそういう性格だとも思う。

けれど、失敗は恐る。その辺は、人並みだ。

 

私はほんの数時間前に、自分の挑戦の対象の認識が誤っていたことに気がついた。

挑戦の対象は国家試験。

超難関資格なので、挑戦するにはふさわしい。

だけど失敗をおそれていない。

そのことに気がついた。

なぜかって、その答えは簡単なんだ。

私の挑戦の対象は、国家試験じゃない。

失敗を恐れていないのは、国家試験への挑戦が、本当の挑戦の隠みのだったから。

 

そうして私はようやく、自分を誤魔化していたことに気がついた。

逆説的に考えてみれば簡単にわかることだった。

失敗を恐れているものこそ、挑戦していることなんだ。

私が恐れているものは、資格試験の不合格でもなく、子供を授かれるかどうかでもなく、新婚旅行に無事に行けるかどうかでもない。

 

私は、この病を寛解できるかどうかを恐れている。

だから急ぐ。怖いから急ぐ。

他の対象で気を紛らわそうとする。

でも人間が想像する失敗のほとんどは、実現しないらしい。

 

だからきっと大丈夫。

この病気に向き合っていけば、大丈夫。

緩やかな坂道を少しずつ登って行こう。

 

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へ
にほんブログ村